山日記  No7
2007年度版<後半>
2007年12月31日(月)
景信山 標高 : 727m (東京都の山)                            山の風景

【山頂にて】

【山頂からの展望】

【小仏峠にて】
・おまけです。
今年もいよいよ今日でおしまい!!
今朝、起きて雨戸を開けると明るい陽射しが一杯、部屋の中に射し込んで来た。
それを見て「景信山へ”きのこうどん”を食べに行こう!!」と家内が突然言い出した。(元気だナ〜ッ)
早速、朝食を摂ってから車に乗り込み裏高尾を目指す。
流石に今日は道も空いていて、順調に駐車場まで着いた。
今度こそ!本当に良いお年を!!
          2007年(完)

2007年12月30日(日)
大山  標高 : 1252m  (神奈川県の山)                              山の風景

【山頂にて】


【山頂奥社にて】

【途中のベンチで】
・今年一年お付き合いいただきありがとうございました。

                         
−−− 2007年度版、山日記 「完」 −−−

昨夜も又雨になっていた。
今朝起きると空模様が余り良くない。
天気予報も”雲”のマークが増えているので近場の山に変更して大山神社に一年のお礼を
しながら少し山を歩いて見ることにした。
明日は大晦日だ、お天気が良ければ近くの公園にでも散歩に行こうかナッ!!
山小屋へ行かないと時間
を持て余してしまう。(苦笑)
そんな年の瀬だ。

2007年12月24日(月)
滝子山 標高 : 1620m (山梨県の山)                               山の風景

【山頂にて】

【今日の富士山】

【雪の稜線にて】
この三連休最終日にお天気が回復・・・・。
関東周辺の山にも"雪"が来て、さて何処へ行こう。
本当は八ヶ岳位へは行きたかったのだが・・・・。
「明日からお仕事でしょ!!」と家内に怒られて、ついでにお屠蘇代わりのワインが無くなったので大月の"笹一"へ
行きたいとも言われて結局この山を久しぶりに選んでみた。
大月市内にもまだ雪が残っていて歩き始めからズ〜ッと雪道を今日は歩いて来た。<久しぶりなので足が痛い!>
年末のお天気はどうなるのだろう??
もしかして、これが忘年登山かナッ??


2007年12月16日(日)
大岳山 標高:1226m (東京都の山)                                   山の風景

【山頂にて】

【手に乗る小鳥】

【今日の富士山】
昨日ユックリ休んだので少し汗を掻きに行く事にしたが中々候補の山の名が出てこない。
家内の「あの小鳥達を見に行かない?」の一言で直ぐに決定!!久しぶりに奥多摩方面へ行ってきた。
北国に雪を落とした雲がこちらまで流れてきているのか広がる青空、と言うわけには行かなかったが冷たい空気に
身も引締まり又一週間仕事に行けるかナッ!!
明日も早速酒席が待っている・・・・。
どうにか一週間を乗り切ろう!!

2007年12月9日(日)
三の塔 標高 : 1205m (神奈川県の山)                             山の風景

【山頂にて】

【名残の紅葉】

【山頂にて2.】
日曜日、昨夜来の雨が上がって快晴の予報!
家内は久しぶりに息子が帰って来ているので遠出をしたく無い様子・・・。
私は年賀状を作らなければならないので・・・午前中で帰ってこれるこの山を選んでみた。
それでも、ヤビツ峠付近の道路は凍結して少し滑った。
<もうそんな季節になってしまったようだ。>
来週は”忘年会”の真っ只中!!山へ行く体力が残っているかナッ??

2007年12月8日(土)
津久井湖散策  (神奈川県の里山)                                    周辺散策

【津久井湖畔にて】

【お正月用の花を買う】

【城山湖散歩】
師走に入って少々お疲れ気味!!今日はユックリ起きてから、何時もの城山湖まで散歩に行って来た。
今年も楽しませてもらった紅葉ももう最後・・・。
津久井湖畔まで降りて、お正月用の花を買ってきた。

2007年12月2日(日)
小川村・高戸谷山 標高 : 1052m (長野県の山)                        山の風景

【山頂にて】

【新雪を纏う五竜岳】

【桐山口集落】
日曜日、朝目覚めると外は真っ白に霜が降りていた。
北アルプスの峰々は雪を纏った山肌は見せているものの頂には雪雲が纏わり付いてその姿を見せてくれない。
カメムシ退治のバルサンを炊くので小屋の中に居られないので(口実にして)以前から気になっていた”高戸谷山”まで行って見ることにした。
深い谷筋の道を辿るとやがて目の前に”神々しい山並み”が現れ、静かに佇む集落の中に入っていた。
廃校になった分校も綺麗に保存され、一昔前にはそれなりの集落が栄えていたのだろう。
その昔には番所があったと言うことだから重要な拠点だったのかもしれない。
古老と話していると又ユックリと来て見たくなった。
そんな素晴らしい所だった。(又一つ好きな所が増えてしまった。)
高戸谷山自体はこれといった特徴がある訳でもないのでこの次は”古道”を歩いてみたくなった。
勿論、小屋に帰ってからは夕方までタップリと雪対策の仕事をしました。
おかげで普段使わない腕が筋肉痛で痛くて上がりません。
年々この仕事が辛くなってくるのは年なのでしょうネ。(苦笑)

2007年12月1日(土)
池田町・東山尾根 標高 : 約800m (長野県の山)                         周辺散策

【田の入峠にて】

【ままこ落とし】

【池田町立美術館前にて】
・池田町立美術館前広場
11月30日(金)に山小屋へ着くと、先日の雪は殆ど解けて北側に少し残っている程度だった。
庭の花達は流石に枯れたり、凍って解けてしまっていた。
それでも一部の木の枝が雪の重みで折れていたのでそこそこ積もったのだろう。
私がその枝を片付けていると、先に小屋に入った家内が悲鳴を上げている。
今年は”カメムシ”が大量に入り込んでしまったようだ・・・。
コイツは臭いので掃除機が使えず、箒と塵取りで各部屋から履きだして行くので一苦労!!一段落する頃には短い冬の陽は
山陰に隠れてしまった。(トホホッ)
おまけに、バルサンを買い置きするのを忘れていたのと、日用品の在庫管理を怠っていたので翌日大町まで買出しに行くことにした。
<雪が来れば車は小屋まで入れないので重いものは今の内に 運んでおかなければならない。>
土曜日折角、買出しに行くので午前中チョット以前から気になっていた池田町の”ままこ落とし”を見に行くことにした。
この後、買出しをしてから私は午後働きましたヨ。(笑い)
家内はご近所から大根や野沢菜を一杯貰ってきてどうするつもりだろう・・・・。(ハハハッ)


2007年11月30日(金)
鉢伏山 標高 : 1929m (長野県の山)                            山の風景

【山頂にて】

【途中の道】

【高ポッチ山頂にて】
勤労感謝の日の三連休が仕事でつぶれたので11/30(金)を代休にして
山小屋へ冬支度の為に向かった。
途中の山は雲の中だったので、晴れていたこの山に寄り道をしたのだが・・・・・。
今回は”冬仕度”なので、山歩きはお預け!!
と言う事で(土日は働くゾ〜ッ!)・・・・。

2007年11月24日(土)
不老山  標高 : 928m  (神奈川県の山)                             山の風景

【南峰山頂にて】

【丹沢湖畔にて】

【樹下の二人にて】
昨日に引き続きお天気が良いので、もう少し紅葉を見たいのと、少し山も歩きたいので、
初めて丹沢湖まで足を延ばしてみました。
”紅葉と富士山”を見たい!との目的は叶いましたが一日間違えたら「丹沢湖マラソン」にぶつかって
大変な事になっていたでしょう。(冷や汗!)明日は”お仕事”つまらないナッ!!

2007年11月23日(金)
仏果山  標高 : 747m  (神奈川県の山)                             山の風景

【山頂にて】

【途中で見た紅葉】

【景色の良い稜線】
三連休なのに、日曜日が仕事なので今週はこちらで時間を過ごします。
山には本格的な”雪”が来てしまったようで白馬のスキー場の一部がオープンしてしまった。
雪支度の済んでいない山小屋が心配なのだが・・・。
今日は昨夜のお酒(ビールとチュウハイ2杯)で頭が痛い!!
折角のお天気なのに身体も休めて近場の仏果山へチョット行って来ました。
さて、明日は何処へ行こうかナッ!!


2007年11月17日(土)
高尾山 標高 : 600m (東京都の山)                              山の風景

【山頂にて】

【野仏と紅葉】

【登山口で】
昨夜は久しぶりに前の会社時代の仲間達と会って”午前様”になってしまった。
<楽しかったが生ビール、グラス2杯なのに頭が痛い!>
今日は午後から自宅待機(何のコッチャ!)で明日は法事で横浜へ行く為に”山”へ行けるとしたら今日の午前中しか時間が無い。
先週は雨で山を歩いていないので、少しでも歩きたくて近くの高尾山へ行くことにした。
天気予報では午前中”晴れ”だと言っていたのに・・・。
皮肉なもので午後になって青空が広がって来たのに自宅待機なのでタイヤをスノーに変えて、家内が作って
くれた”たこ焼き”を食べたらお昼寝タイムになってしまった。
白馬の山々もだいぶ白くなって来た。
来週の三連休は仕事が入っているのでその次の週には代休を取って冬支度に山小屋へ行けるかナッ!!

2007年11月4日(日)
山小屋にて 標高 : 約900m (長野県の山麓)                           山小屋の風景

【山小屋、庭にて】

【青木湖散歩】

【庭周辺の景色】
2007年11月3日(土)
奥裾花自然園 標高 : 1200m (長野県の山)                            山の風景

【奥裾花にて】

【小川村より白馬を見る】

【裏山から青木湖を見下ろす】
・写真紀行、奥裾花渓谷の紅葉小川村飯綱山裏山(権現山)
2007年11月2日(金)
乗鞍高原 標高 : 1500m (長野県の山)                              山の風景

【一の瀬園地にて】

【落葉松の道】

【大町、霊松寺にて】
・一年の中でどの月が一番好きか?と聞かれると・・・一瞬返事に困ってしまうところもあるのだが・・・・・・。(一年中好き!!では答えにならないし・・・・。)
 それでも、山小屋での一年を通じると10月という月は特別に気になってしかたが無い"月"と言えるのかもしれない。
 9月の後半から北アルプスの稜線に始まる紅葉は毎日少しづつ高度を下げ体育の日の連休辺りに標高2,000m位までに盛りを迎える。
 やがて10月の後半には山小屋周辺の紅葉がピークを迎えると徐々に姫川の流域に沿って日本海まで谷を染めながら下って行く。
 紅葉が終わった峰々には何度か雪が真っ白に輝き、抜ける様な秋晴れの碧い空との三段染めを楽しませながら冬への長い眠りに入って行く前の饗宴を繰り返して行く。
 そんな姿を何時の日にかジックリと山小屋の窓から眺めながら過ごしてみたいと常々思っているので、この時季になると何故かそわそわしてしまうのは仕方ないことなのだろう。(苦笑)
 今年は夏の終わりがハッキリとせず何時までも暖かかったので紅葉のスタートが遅れ見頃を見極めるのが難しかったのと週末に友人が遊びに来り、台風が来りとで毎年決めていた
 10月20日前後の休日を山小屋に来る事が出来なかった。(その分、素晴らしい富士山を拝めたのだが・・・・。)

 この週末が最後のチャンスと思い天気図を眺めつつ仕事を調整しながらどうにか金曜日を休暇にして帰宅後、家内に『上高地に入って、落葉松の紅葉を見ながら西穂山荘へ行こう!。』
 と言ったら『その足で・・・・絶対にダメ!』と怒られてしまった。(確かにまだ完治していない上に先週又痛めているので自分でも自信はないのだが・・・・。苦笑)
 ただ、ビジターセンターに展示されている写真にも会いたかったし・・・(今年の閉山まで展示されている。)西穂山荘へもお礼方々伺いたかったのだが・・・・。
 本来、金曜日はまずまずのお天気だったはずなのに太平洋上にある高気圧がこの時期にしてはまだ強くて日本海から入ってきた前線がスンナリと抜けられなくて
 回復が遅れているらしい。
 折角の休暇を何処かで楽しみたくてせめて上高地だけでも歩けたらと(本当は先週の方が見頃だったのは分かっていたが・・・)早朝に目覚ましで起きて家を出ることにした。
 中央高速に乗る頃に夜が明け始めたがドンヨリとした空模様で今日は余り期待がもてそうにも無いようだ。
 それでも松本に着く頃にはもう少しお天気が良くなることを祈りつつ車を走らせて行った。
 (今月から又ガソリンが値上げになってしまった・・・もう給料が上がらない年になってしまった私には少し辛いかナッ!)。
 途中の南アルプスや八ヶ岳は高曇りの空模様の中でその姿を見せてくれていたので少しは期待しながら塩尻峠を通過して松本盆地へ入って行くと逆に雲は低くなり、
 比較的晴れやすい美ヶ原でさえ今日は雲の中にその姿を隠してしまっている。(ガックリ)

 松本ICで高速を下りてから車を上高地線にいれ走り続ける。(紅葉の時季を過ぎてしまったので普段混雑するこの道も今日はスムーズに流れている。)
 松電の新島々駅前を通り道が山間部に差し掛かって行くと徐々に周囲の山肌が色付いているのが目立ってきた。
 やがて、ダム湖を幾つか過ぎて行く度にその色合いもハッキリとして来て渓谷美と相まって中々の景色を見せてくれている。(これで陽射しがあればさぞかし素晴らしいだろうに・・・。)
 梓湖のある奈川渡ダム辺りが一番きれいだったのかも知れない。
 長いトンネルを抜けて目指す乗鞍高原へはここで上高地方面と別れ左折、橋を渡って対岸へ行き更に車を走らせて行くことになる。
 道がクネクネと曲がりながら高度を上げて行くと周辺の木々が葉を落として箒の様に枝ばかりが見目立ってくる頃観光センターのある広い駐車場までやってきた。
 閑散として観光客も居ない駐車場に車を入れて一休みしてから観光センターへ行って案内地図を貰うことにした。
 (係りのオバサンも暇そうにしているし、対応も良くない!・・・何しに来た?と言った感じで受け答えするのでムッ!としてしまう。)
 相変わらず鉛色の空に少し雪を纏った乗鞍岳が薄っすらと見えていて周りの山肌には落葉松の黄金色の黄葉だけが色彩として残っていた。
 折角来たので、今後の為に"一の瀬園地"まで言ってみることにしてこの駐車場を後にした。(歩くスキーや来年以降の紅葉シーズンの下見の為!)
 本来なら綺麗な紅葉を見られたであろう林道を走りここでも閑散とした"一の瀬園地"の駐車場に車を止めて少し歩く準備にとりかかる。
 ネイチャープラザの前から遊歩道に入って先ず"あざみ池"まで行って見ることにして歩き出すと白樺と草原が結構綺麗な道なのでそのまま水芭蕉群生地まで足を延ばすことにした。
 当然この時季には何も無いのだが・・・・閉鎖されたキャンプ場の中を抜け木道を歩いて行くと途中からどじょう池への案内板が出て来たのでグルリと廻ってから帰ることにした。
 < 私はそんなに歩く積りも無かったので運動靴のままで来てしまったが、家内は慣れているのか?シッカリと登山靴を履いて来ていた。>
 道は段々不鮮明になってきて、泥濘や藪こぎ状態になり露に濡れた草で私の足元はビショビショになってしまった。(苦笑)
 『ヤッパリね!貴方には騙されないから・・・・。』と笑いながら歩いている家内の足元はシッカリとしており、これは参った。
 そうこうしていると道が牧場の中に入って行くようだが・・・有刺鉄線が張り巡らされていてチョッと躊躇してしまう・・・・でも案内杭があるので服を引っ掛けないように注意しながら
 潜り抜け牧場の中へ入っていった。
 広くて気持のよう所だが・・・足元を良く見ると牛の糞がいたる所に散乱している(グェ〜ッ) 。
 やがて、未舗装の車道に出ると正面の落葉松林が丁度綺麗に黄葉していてその中に溶け込むように歩いて行く家内の後姿が中々絵になるのでカメラのシャッターを押した。
 これまで人っ子一人会うことも無く"どじょう池"まで来るとタクシーが一台やって来て観光客が写真を撮ってから帰っていった。(又静けさが戻って来た。)
 結局、2時間以上歩き駐車場まで戻ってきたがとうとう上空の雲は切れることは無かった。(予報ではお昼頃から晴れると言っていたのに・・・・。)
 帰りがけに"番所大滝"で未だ少し残っていた紅葉と"滝"見物をして乗鞍高原を後にして"大町"へ向かうことにした。
 <せめてもう少し陽射しがあれば晩秋の高原を楽しめたのに・・・少し残念だった。また機会を見て秋に来てみよう。>

 穂高町で何時もの様に"Vif"に寄って農産物と惣菜を手に入れ、安曇野の農道を走ると両側のりんご畑でりんごがたわわに実り赤く色付いているのが目に入って来る。
 <この辺の"りんご"って結構美味しいのですヨ。果物嫌いの私でも食べる位に蜜が入っていて・・・機会がありましたらお試しあれ!(笑い)>
 大町が近づいてくると少し空が明るくなって来たので、郊外の山裾にある霊松寺の紅葉の進み具合をチェックしに又もや寄り道をすることにした。
 この辺りだと11月10日過ぎが見頃だと思っていたら結構綺麗に紅葉していた。(ここでは例年並みになっているようだ。)
 ただ、ここも最近結構有名な紅葉スポットになってきていて参道に三脚隊が繰り出していて見物に歩く人達に文句を言っている。(嘆かわしい事ダ!!)
 最近益々増えているこのテの連中には本当に困ってしまう。一体何様だと思っているのだろう・・・・実は自分達こそ邪魔者だと言う事に気がつかないのだろうか!(怒り)
 綺麗な紅葉を見て心洗われる思いが、嫌な物を見てしまい気分を害してここを後にすることになってしまった。
 市内に戻ってスーパーで食料を調達し山小屋へ向う積りで木崎湖畔まで来ると小熊山の斜面が色付いているのが目に入ってきた。
 そう言えば、山小屋のご近所【カントリーインキャンプ 】・・・ペンションのakeさんが丁度先週に小熊山が紅葉の見頃を迎えていると教えてくれたのを思い出した。
 又もやハンドルを切り横道に入って小熊山林道に入って行った。
 今日は陽射しも無く、北アルプスの山々は雲に覆われてその姿を見せてくれなかったが目には鮮やかな色合いが焼き付くように見えてくる。(幻想かナッ!)
 この道は車道とは別にトレッキング・コースが整備?されていて、以前山小屋から歩いて木崎湖畔まで来たことがあるが最近はスッカリご無沙汰している(車では来ている)所だ。
 一通りドライブを楽しみ、中綱湖を眼下に高度を下げて行けば山小屋はもう直ぐそこだ。
 
 進入止めの丸木をどけて車を小屋の前で止め庭を見ると何時もならもう霜で枯れてしまっている花達がまだ元気に咲き誇っている。
 家内か『マアッ可愛い!』と言いながら下の段の庭へ降り、コスモスが未だ盛りと咲き誇っている花壇の中へ入って行った。
 背丈も伸びて大きな花を一杯付けていて蕾もまだ多くある。その根元には矢車草やベコニアでさえ溶けずに花を咲かせていた。(チョッと驚き!)
 早速、花バサミで数輪切花にしてテーブルに飾るのだと楽しそうに花を選んでいる姿はこの時季には無かったことだろう。
 荷物を一通り小屋の中に運び入れ一休みしようと思ったら部屋の中に今年は"カメムシ"が既に入り込んでいるようだ。(昨年はテントウムシが大量に発生したのに今年は少なめ???)
 これだけは少し早めに発生してしまったようで余りありがたくない。(涙・涙)
 何しろ、カメムシは臭いので敵わない。<誰か対処法を知っている方が居たら教えて下さい。>
 家内が開けたワインをグラス一杯貰って飲んだら急に眠気が襲ってきた(今朝も早かったので・・・)ので、二階のベットに潜り込むと寝込んでしまったようだ。
 目が覚めた時には太陽が北アルプスの稜線の向こうに隠れてそのシルエットを浮かび上がらせていた。
 明日は間違いなく"晴れ"だろう。
 行きたい所が山程あるのだが・・・・足の事もあり、近場で紅葉三昧を楽しむのも良いかと自分に言い聞かせて地図を広げ候補を絞ることにした。
 家内が作ってくれた夕食のオカズをツマミに少しウイスキーのソーダ割りを楽しみながら、ストーブの炎を見ていると移り行く季節の変化を肌で感じられるような気がして来た。
 『もう直ぐここにも雪が来るのよネ。』とつぶやくように言う家内の声もどこか沈みがちな気がするのは年をとってしまったと言う事なのだろう。

 
2007年10月28日(日)
三つ峠 標高 : 1785m (山梨県の山)                              山の風景

【山頂にて】

【紅葉と富士山】

【三国峠下にて】
・先週の山歩きで不注意から転倒し挫いた右足首が”象さんの足”みたいに腫れあがり、右足を引きずりながら毎日通勤するハメになってしまった。
 それでも腫れのピークは水曜日でその後少しづつ痛みも取れてきて、擦り傷も瘡蓋になりバンドエイドもヤット取れてこの週末を迎えることが出来た。
 <肋骨の痛みは逆に日々強くなり・・・深呼吸や咳などしようものなら飛び上がる位に痛い・・・ヒビでも入ってしまったかナッ(チョッと不安)>
 実はこの週末は月曜日に休暇を付けて上高地から西穂山荘へ出かけようと密かに(勝手に私だけで)計画していたのに・・・直前になって太平洋上に台風が発生!してしまい
 週末にかけて日本列島に近づくと天気予報は言い出した。(かなりショック!)
 そんな訳で金曜日は休暇申請を出さずに雨が降り出した東京のオフィスを後に帰宅してしまった。

 土曜日は予報通り朝からシッカリした雨が降り自宅の窓を打つ音で目が覚めた。
 これだけ強い雨に降られてしまっては外出する気にもなれないので、家内が部屋片付けをするというので少し手伝ってから、PCに向かって今年の写真の整理を始めたら、
 このHPの容量が不足していることに気がついた。
 プロバイダーに追加を御願いしようと思ったら、そのようなサービスは無い!とアッサリ断られてしまった。(ショック!)・・・「中身を整理して下さい!だって・・・・。」
 しかたがないので、他のプロバイダーを探して契約、少しづつ画像を移動することにしたのだが・・・知識が乏しいので中々上手に事が運ばない・・・・(悩ましい)
 <しばらくの間、お見苦しい事も多々あると思いますが・・・・ご理解の程をお願いします。>
 そんな事をしていたらアッと言う間に夕方になってしまい、窓の外の風雨も強くなって来たので天気予報を見ると・・・台風がすぐ近くに!、しかも時速85kmで移動しているッテ!!
 シマッタ!!これなら明日は台風一過の秋晴れ・・・山には新雪の絶好のチャンスだったのに・・・予定通りに行っていれば”上高地の紅葉”と”穂高連峰の新雪”を楽しむことが
 出来たのに、と思ったが既にこの時ではもう遅かった!!・・・いくら悔やんでもしかたが無い。(こんな事もあるサッ!!)
 それでも、明日が快晴だと分かってしまえばジッとしている訳には行かず、家内に『明日は三ッ峠へ行くゾ!』と言うと『その足で???』と半分呆れられて、それでもOKの
 返事が帰って来たので 気分を切り替えて作業を続けることにした。
 約2年チョッとで随分と写真を送り込んでしまったものだ、その時々の光景を思い出しながらだと余計に作業が捗らない(ハハハッ時間だけが過ぎて行く)。

 日曜日は秋の行楽シーズンで混雑が予想されるので少し早めに目覚ましで起きるとまだ夜明け前の真っ暗な空に星が瞬いている。(台風一過ダ!!)
 急いで装備類一式を車に積んで家を出た。まだ暗い街角の道にも結構木の葉やゴミが散乱しているのはそれなりに風が強かったということなのだろう。
 中央高速で大月から河口湖線に入ると先週より更に雪の線を下げた真っ白な富士山が朝日を受けて目の前に現れてくる。
 (これは絶景!私は運転しているので写真でお見せできず残念です。)
 はやる気持を抑えて河口湖ICで高速を降り、コンビニで食料を調達して河口湖大橋を渡り、一路御坂道からトンネル手前で三つ峠登山口を目指して車を進めて行く。
 高度を上げて行くと車窓から見える木々の葉っぱも色合いを変えて紅葉し始めているのが分かる。(昨夜の風でかなり撒き散らされてはいるようだ。)
 程無く駐車場に着くと・・・ここでももう満車状態なのでもう少し進みトイレ近くの空き地に駐車スペースを確保した。
 車外温度は5℃を示しているのでチョッと寒い位に感じるので薄手の手袋(この秋始めて・・・。)をして歩き出すことにした。
 <ちなみにここのトイレはとても綺麗で水洗になっているしトイレットペーパーは山積みになっているのでありがたい。何方が管理・掃除をしていただいているのか?感謝!感謝!です。>
 このルートは西斜面からのアプローチになるのでまだ朝日が当たらず薄暗いままの状態で歩き出すことになる。
 登山道の周りの木々も紅葉しているようなのに光が無い分綺麗には見えないのが少し気がかりなのだが・・・・。
 それでも心配していた私の右足首はどうにか痛みも感じず歩くことが出来るので先ずは一安心!先週歩いてない分、家内の方が珍しく遅れ気味で歩いている。
 小一時間も歩けば登山道の斜度も緩くなり朝の光も見えてきて稜線上(木無山?)の展望台に着いてしまう。
 ここで初めてお目当ての"富士山"にご対面することが出来る、見えると見えないではこの山に来た価値が大きく違ってきてしまう。(駐車場から歩いてくる間に雲に隠れてしまう
 こともあるのでついドキドキしてしまう。)
 私は先ずカメラを向け何回かシャッターを押して展望を楽しみ、それからチョッと反対側の道を進み岩の出っ張り(足がすくむ・・・。)まで行ってもう一度記念撮影をしてから
 三ッ峠山を目指すことにした。
 
 ここまで来ても駐車場の車が多い割には歩いている人は少なく静かな山歩きが楽しめる。
 (どうやらあの車は岩登りの人達だったのかも知れない、岸壁の方から人の声が聞こえてくるので・・・・。)
 数軒の山小屋の庭先を抜けて階段の土が流されてしまった急坂を少し登ればアンテナだらけの山頂に着く。
 今日もまだそれ程人が居ないので記念撮影だけして一休み後、先を急ぐことにした。(この山頂は余り写真撮影には向いていないような気がしますネ。)
 山頂裏から一旦下ったて茅の原を抜け御巣鷹山への上り坂を上がれば、ここにも大きなアンテナ施設がありその側面から御坂山塊、南アルプスと展望できるので軽食を摂りながら
 もう一度一休みすることにした。(もうこの先は展望がないので・・・。)
 台風一過の澄み切った青空は新たに新雪を纏った南アルプスの峰々ばかりでは無く八ヶ岳、そして本来なら行っているはずだった北アルプスの峰々まで今日はハッキリと
 その姿を見せている。
 (悔しいナッ!こんな時には流石に距離を感じてしまう。遠いナ〜ッ!。)
 その横に目を転じると二週間前に歩いた国師、金峰山にも雪が来て山頂付近は白く雪化粧している。(あの紅葉も終わってしまったのかナッ!)
 まさか、私の山小屋には雪は来ていないだろうけれど・・・・二年ほど前には油断して冬支度前のこの時季に大雪が来てしまったことがあった・・・などと思い出してしまった。
 来週こそ、どうにか都合を付けて行かなければ・・・とこの白く化雪化粧した山々を見ているとついついそんの事考えてしまう。
 (家内は寒くなったので腰に悪いから嫌だと言っているが・・・。)
 この素晴らしい展望の景色を楽しめるのはここまで、後は北側の暗い急坂を一気に下ることになる。
 結構荒れている道を木に掴まりながら慎重に下り始めたのだが・・・今までどうにか騙し騙し順調に歩いて来た右足がここに来て急に痛みをぶり返してきた。
 おまけに、木に掴まりながら体重を腕に掛けると肋骨が痛くて右手に力が入らない。(変だナ〜ッ!)
 ペースダウンしてユックリ、ユックリ足場を確認しながら慎重に下りヤットの思いで急坂をやり過ごして清八峠への尾根沿いの道に出ると陽射しを受けた紅葉の木々が輝いていた。
 (フ〜ッ)
 広葉樹林の中のアップダウンの道はこの時季歩くのには丁度良く本来であれば気持ち良く歩いて行けるのだが・・・・今回は下りは足首が痛くて上りに差し掛かると太腿が
 重たいの繰り返しになって額から脂汗を滲ませての山歩きになってしまった。(まだ完治していないのは分かっていたが・・・ここまで痛いとは・・・、口に出したら
 怒られるので我慢して歩いた。)
 送電線の下にあるチョッとした広場まで来ると周りの木が伐採されていて見通しが良いので本社ヶ丸の山肌が広葉しているのがハッキリと正面に見ることが出来た。
 (山容写真が無かったので一枚パシャリ!!)

 ここから少し上り返すと清八峠に出て広い林道にぶつかる。
 ここで、家内が用心の為に履いていたオーバーズボンを脱ぐというので一休みしようと言う事になり、立ち止まり際に気を抜いたのか痛めていた足首をチョッと捻ってしまった。
 (ギクッ!イタ〜イッ!)
 脳天にまで貫くような激痛が走り思わずしゃがみ込んでしまった。(家内は着替えに夢中で気が付かなかったようだ・・・ホッ!もし分かったら何を言われるやら・・・。)
 そっと靴紐を緩めるて足を出すと足首が又パンパンになり腫れが戻ってしまったようだ。(参ったナッ!)
 準備が整った家内が林道を歩き初めて先に行く、その周りの木々が所々綺麗に紅葉しているので写真を撮るフリをしながら私もユックリと後を追うように歩き出すことにした。
 この道は比較的良く整備された林道だがそれでも未舗装なので小石がゴロゴロしているので時々足首に力が掛かって激痛が走る。(ウ〜ッ)
 駐車場までかなり距離があるのは分かっているだけに余計に辛いのだが・・・・全て自分が好んだ事なのでどうすることも出来ない。(ただ歩くのみダッ)
 富士山は見えなくなってはしまったが、色付いた木々のトンネル状になった道を先に歩く家内の姿が見えたり隠れたりしている。
 先ほど歩いて来た三ッ峠山の山肌が紅葉のマダラ模様になっていて綺麗なものだ。(本当はそれを楽しむ余裕も無い!)
 それでも何度か激痛が走る場面はあったもののその度に立ち止まり呼吸を整えてヤットの思いで駐車場まで戻って来る事が出来た。(ヤレヤレ・・・・。)
 車に向かって歩いて行くと、出発時にはまだ暗くて良く分からなかった車達を囲む木々が丁度紅葉の盛りのようでウィンドーに映り込み宣伝写真のように絵になる光景が
 続いている。(ホ〜ッ)
 『良い写真は撮れた?』と聞く家内に『目で見るほど、写真だと綺麗じゃないネ。』と話を逸らせて装備を解くこととした。
 < 内心、これではとても北アルプスなど行けなかった!と納得し、台風のお陰でスケジュールを見送って良ったとさえ思ってしまった。>

 登山靴を脱いで普通の運動靴に履き替えると足がホッとしたように楽になる。軽く整理体操をしてから車を出すと駐車場の周りは大変に数の車で埋まって林道のかなり下まで
 縦列駐車が続いていた。
 私達は殆ど人に会わず(御巣鷹山から清八峠経由の道では誰とも会わずに済んだ。)に山歩きを楽しめたが今頃山頂あたりには相当な人が登って賑わっているのだろう。
 (このお天気だもの・・・当然か!)
 時計を見るとまだお昼前なので急いで帰れば渋滞も無く帰宅出来そうだ。
 河口湖大橋付近まで降りてくるとこちらに向かってくる車の列が続き、反対車線は大渋滞になっている。
 最近覚えた抜け道からスバルライン方面に走り富士五湖道路で山中湖まで一気に走ってしまえば渋滞知らずで景色を楽しみながらドライブ出来るので、ここの所お気に入りで
 良く利用させて貰っている道を走って行く。
 今日は何時までたっても雲が湧かず富士山も良く見えているので家内に許可を取ってチョッと三国峠まで足を延ばし写真を撮りに寄り道をすることにした。
 ススキの穂が風に靡いて眼下の山中湖越しに見る富士山はヤハリ何時見ても美しい。
 もっとも、富士山は富士山なのだが、先週・今週と見た角度からの富士山は裾野を大きく広げ優美な姿で目を楽しませてくれるのに対してこちら側(東側)から見る姿は台形で
 ドッシリとしていて、少し男性的でもあるようだ。

 こんな日はもう少しこの辺を歩いてみるのも良いのだが・・・右足が限界に達しているので"道が混む"事を口実にここから帰路つく事にした。
 道志道に入り山伏トンネル付近まで来ると周りの山が紅葉し初めていて山肌の模様が綺麗だ。(先週は未だだったのに・・・・。)
 そろそろこの辺の山も歩くのに適した季節になって来たのだろう。(丹沢を含めて)
 その後も車の流れはスムーズで順調に帰宅することが出来た。
 日は未だ高いままで勿体無い位だが、私はお風呂を沸かして貰って汗を流したら流石に普段より疲れたのだろう・・・そのままベッドに倒れこむように寝てしまったようだ。
 夜9時過ぎに目が覚めたので遅い夕食を一人で食べて今日の写真の整理を始めた。
 来週末はどうにか晴れてくれることを祈りながら・・・・。

2007年10月21日(日)
雁ヶ腹摺山 標高 : 1874m (山梨県の山)                            山の風景

【山頂からの富士山】

【登山道の紅葉1.】

【登山道の紅葉2.】
・週末にかけて家内の友人(母・娘)が泊り掛けで九州から遊びに来ていた。
 我が家は男系家族でしかも二人の息子はもう自立してしまい殺風景になっていた家の雰囲気が一気に華やいだ気分になった。
 何しろ私達が結婚する前からのお付き合いで青春時代を供に遊んだ仲なので金曜日の夜は思い出話が尽きずついつい飲めないお酒も量を超して土曜日の朝は頭が痛かった。(苦笑)
 私はベッドから起き上がれずにTVのスイッチを入れると国営放送のニュースが始まるところでオープニングにズームアップされた富士山に真っ白な雪が・・・・その後の"紅葉特集"では
 上高地の上空をエアプレーンで飛びながら空撮した風景を流していた。(いよいよ日本列島も秋本番を迎えようとしているのか・・・・。)
 おまけに、おでかけ情報?では西沢渓谷まで特集していた。<これでは山に行かない訳には行かないだろう・・・・。>
 階下では何やらガサゴソ音がしているので下りて行くと、客人二人が朝食を済ませ出発する所だった。<今日はこれから横浜へ出て用事を済ませてから帰る予定らしい。>
 そんな二人を駅まで送り、家に戻ると何かポッカリと穴が空いてしまったようで・・・又静かな家内と二人だけの空間が待っていた。
 天気予報では週末は余りお天気が良くないとのことだったが・・・金曜日に雨を降らせた雲が太平洋上へ移動して急速にお天気は回復しているようだ。
 今日はとても山を歩ける状態ではないのだが、日曜日は快晴の予報になっていたので"何処へ行く"と家内に聞くと、『明日はお天気が良いのでいろいろやることがあるから勝手に
 行って!』とツレナイ返事が帰って来た。(ウ〜ムッそう言われると何処へ行こうか?・・・・・。)
 今朝のニュースで見た新雪を被った富士山は魅力だし・・・、と思いながらも結局、特に決め手も無く土曜日は過ぎて行った。

 日曜日の朝、目が覚めると窓の外は確かに快晴の様相を示している。(良いゾ〜ッ!)
 家内は、今日は山に行かないと決めているのでコーヒーと軽い朝食を準備してくれてから又ベッドに戻っていってしまった。
 私はこんな日は、ヤハリ"三ッ峠"だナッと思いながら準備を整え一人で家を出ることにした。
 中央高速に乗る為、津久井湖畔を走って行くと今日は丹沢の山々も良く見えている。(そろそろ蛭も居なくなった頃だろうか?・・・ならば近い内に久しぶりに行ってもいいかナッ!。)
 そう言えば、春に行った"雁ヶ腹摺山"への林道も11月末には冬季通行止めになってしまうから富士山を見るならそこも良いかもしれないとの思いが頭をよぎった。
 標高もそこそこあるので紅葉もしているだろうし・・・・と行く先を急遽変更することにした。
 高速を大月で降り、真木から国道20号線と別れ大峠への林道に入って行くことになり、途中にコンビにがない事を思い出した時にはもう山の中に入ってしまっていた。(シマッタ!)
 マアッ片道1時間も歩かないので昼食無しでも良し!としてそのまま進むことにした。(苦笑)
 冬季通行止めのゲートを過ぎ、今春に家内と歩いた林道を走って行くと車でも結構距離を感じる位の道程だった。(良く歩いたものだ・・・。)
 駐車場まで上がって来ると、ここでも既に満車状態で路肩に数台縦列駐車をしていたので私もその列に加わって車を止めることにした。
 歩く準備を整えて、登山口へ進んで行くと、団体が出発の準備をしているところに出くわした。(これはヤバイ!急がなくちゃ!!)
 そう思ったのがいけなかったのだろう・・・歩き始めて直ぐの何とも無い岩場で足を滑らし、スッテンコロリン・・・しかもダイビングまでしてしまったので痛くて痛くて一瞬呼吸が
 止まってしまった。
 おまけにどうやら、右足を挫いた様で感覚が戻らずしばらく動けないので近くの岩に腰掛けて息を整えるまで休むことにした。
 (情けない・・こんなのは初めての経験で、年寄りの滑落はこんな事なのかも知れないと身を持って体験した。)
 今までなら、チョッと躓いても体制を保てたし・・・多少手は付いたことはあってもダイビングするような事は一度も無かったのに・・・・などと思いながら、やっとのことで歩き出すと斜面の
 下にザックのサイドポケットに入れておいたペットボトルが飛び出していたのが目に入ってきた。
 食料も無い上に飲料水までも無くしては・・・と痛む足を庇いながらどうにか拾い上げる事が出来た。
<そんな激しい転び方だったのタ゛!>

 ただこの間、誰も来なくて見られずに済んだのは良かった(ミットモナイ!)と思いながら服に付いた土を叩いて歩き出すと右ひざがズボンですれて痛い!
 (キット皮が剥けているのだろうが・・・恐くて見られない。)
 ここで引き返すのも勿体無いので、ユックリ・ユックリ右足を引きづるように歩いて行くと大きな木の林を抜けて徐々に低木帯に入り視界が開けてくれば早速、頭をチョコンと白く
 雪化粧した富士山の姿が目に入ってきた。
 この姿を見てしまえば、足の痛さも忘れて一気に山頂まで登って、記念撮影をするためにシャッターを数回押した。
 まだ朝の陽射しが斜めから入って木の陰が黒くなってしまうのは仕方ないものの、流石に昔"お札"のデザインに使われただけある富士山の姿は美しいものだ。(感激!)
 楽しみにしていた紅葉は一部の木が色付いている程度で後一週間後位が見頃を迎えるような気がする。
 山頂に三脚を立てていたオジサンがカメラをしまって下りて行くとしばしの間山頂には私一人だけになってこの景色を堪能することが出来た。(良かった!)
 その内、下からご夫婦が上がって来たので私もお暇することにして下山の途についた。
 下り道の途中途中に三脚を立てて道を塞ぐオジサンはいるものの、あの団体はこちらには来なかったのか??とうとう駐車場まで帰ってくる間にすれ違うことは無かった。(グェ〜ッ)
 何の為にこんな痛い思いをしたのだろう・・・と後悔の念だけが頭を過ぎる・・・・でもこれから黒岳へ登る元気もないので、このお天気はもったいないが帰宅することにした。

 帰り道、このまま大月から高速に乗るのも悔しいので山中湖経由の道を選んだのに・・・湖畔まで来るとあんなに良く見えていた富士山が雲に包まれてその姿を隠してしまっていた。
 (残念)
 それでも一部の樹木が紅葉を始めた湖畔は賑わっていて、ここは秋の行楽シーズンを迎えているようだ。(家族連れやカップルが多い・・・・。)
 道志経由で家に帰り、家内に今日一日の出来事を話すと、呆れられて・・・一人で山へ行かせられない!と怒られてしまった。(大いに反省・・・でも痛い!)
 お風呂に入る為、服を脱ぐと膝、肘には大きな擦り傷があり、足首はパンパンに腫れ上がり、あばら骨まで痛い!・・・明日からの通勤はさぞかし大変なことだろう。
 山小屋の紅葉見物は遠退いてしまったかナッ!!(ショック)
 大いに反省させられる一日となった。

2007年10月13日(土)
国師ヶ岳 標高 : 2592m (山梨県の山)                            山行記

【前国師山頂にて】

【稜線の紅葉】

【朝日岳から金峰山を望む】
・今年は遅れていた紅葉がヤット始まったようだ。(先週の小遠見山で見た紅葉が忘れられない。)
 関東地方はどの辺まで紅葉が始まっているのか?お手軽に行ける一番高い所と言う意味で又大弛峠まで行って見ることにした。(そう言えば今年は金峰山に良く行っているナッ!)
 天気予報は土曜日が曇り一時晴れ!で日曜日が曇り・雨だったので土曜日しか選びようがないのはしかたが無いとして、先週から使い始めたカメラでもう少し練習撮りをしたいと思うと
 どうしても太陽の光が欲しくなってしまう。
 半分は諦めていたものの空の様子を見ながら中央高速に乗り、笹子トンネルを抜けての青空を期待して車を走らせた。
 甲府盆地に入ると上空は神奈川方面より少しは明るく、所々雲の切れ間から青空も少し顔を出していた。(少しは期待して良いのかもしれない。)
 塩山手前のコンビニで何時のように軽食を仕入れ、恵林寺の横を抜けて牧丘町から琴川沿いの林道を上って行く。
 金峰牧場の辺りまで上がってきてもまだ周辺の木々は緑々していて紅葉している様子は無い。(かなり遅れているようだ・・・。)
 更に車を進め、大弛峠まで○○kmとの標識が出て来る頃になって(標高2,000mを越えてから)やっと一部の木々の葉っぱが色付き始めている。
 そのまま車を走らせて駐車場まで来るとそれでも普段よりは人出も多く、既に満車で道端の路上駐車の列に沿って車を止めることになった。(ここは片側縦列駐車の指示が出ている。)
 
 とは言え、トイレのある建物から数台下側に止められたのでまずまずだ。
 早速歩く準備に取り掛かり峠の登山口から今日は国師ヶ岳方面に進路を取り大弛小屋の前を通って歩き始める。
 この道は良く整備されていて立派な木道や階段があり、登山道と言うよりは散策周回路のような雰囲気に変わっていた。(家内からは聞いていたが・・・・。)
 今日は紅葉の進捗調査との名目で来ているので早速"夢の庭園"方面への分岐を選び歩いて行くと直ぐに視界が開け岩とハイ松帯の中に出てしまった。(ここが夢の庭園なのだ。)
 ただ残念ながら展望は無く周辺の山々は雲に隠れたままその姿を見せてはくれなかった。
 眼下には車を止めてきた大弛峠へと続く山肌が少し紅葉している景色だけが広がっていて景色を楽しむと言った雰囲気でもなかったのは残念だ。
 そのままこの夢の庭園を通過してもう一度樹林帯に入り高度を上げて行くと今度は前国師岳の山頂に出た。
 先程から大した時間が経過した訳ではないが、頭上には青空が広がり出し、遠く南アルプスの一部や皮肉にも朝の光を一杯に受けた八ヶ岳の全容が目に入ってきた。
 ただ私達の居るこの辺は東側に厚い雲が有り太陽がその影に入ってしまっているのでこの周りには日射しは来ていない。
 それでもお天気が急速に回復しているのだろうか?期待が持てそうなので先を急ぐことにした。

 先ずは国師岳山頂を目指して歩いて行くが、ここからはもう殆ど平でハイキング気分で歩いて行ける。
 時折、雲の切れ間から陽射しも出て来て気分も良く山頂まで来たのだが・・・・そこで見たものは・・・カメラ仲間が三脚を並べて騒いでいる姿だった。(ガックリ!)
 しかも、山頂標識の後にカメラを備え付けていない三脚を並べて手前にはブルーシートを敷いて陣取っている。(この手の集団は我が物顔で居座るので当分退くことは無いだろう。)
 後から来た一人のカメラオジサンも居場所がないのか?隅の方に座って唖然としている・・・マアッ所詮同類なので仕方ないのだろうネ。
 私達は雰囲気が悪いので記念撮影だけして引き返し、次の山頂、奥北千丈岳へ向かう事にした。
 その間にもドンドン雲が消えて行き青空を背景にして先を歩く家内の姿がクッキリと浮かび上がるようになって来た。(ヤッタネ!)
 ついついその気持が顔に出てしまい、ニコニコしながら新しいカメラで周りの景色に向かってシャッターを押していると瞬く間に家内の姿が消えてしまった。(苦笑)
 あわてて私も山頂に向かうと山頂標識の前でポーズを取る家内の姿が目に入ってきた。
 早速ここでも、もう一枚・・・・・その後は金峰山までもが綺麗に姿を現したパノラマ写真をカメラに収めて一休みすることにした。
 全面紅葉にはまだ少し早いものの山肌がかなり色付いている景色を存分に楽しんで下山することにした。
 来た道を引き返しながら振り返れば柔らかい曲線模様の山容を持つ奥北千丈岳の斜面にも黄葉の綺麗な模様が描き出されていた。
 今日は、紅葉の具合を調査?を口実に来たのでこのコースを選んでみたが余りにもあっけなく峠まで帰ってきてしまったのでまだお腹もそれ程空いていないし、だいたい
 ユックリ休んで食べるスペースも無かったような気がする。

 お天気も回復し折角だからもう少し歩いてみようと家内が言い出したので金峰山方面の朝日岳手前の展望の良いガレ場まで行く事にした。
 この道は最近何度か来ていて様子も分かっているので家内はスタスタと先に歩いて行ってしまう。
 もっともしばらくは樹林帯の中なので視界も閉ざされている為、写真を撮ることも無いので私も必死になって後を追うように歩いていった。
 朝日峠へ一旦下ってその先を上り返すと目的地のガレ場に着き、私は早速カメラを出して手前の黄葉越しの南アルプスや雲海の上に顔を完全に出した富士山に向かい
 シャッターを切っていると何時の間にか家内の姿が消えていた。(ここまでではなかったのかナッ??)
 あわてて、カメラをしまって後を追うと家内は朝日岳山頂先の展望地が目的地だと思っていたとのことで、先に行ってしまったようだ。

 ここからも、金峰山を中心に右に八ヶ岳、左には南アルプスから富士山まで良く見えている。
 おまけに、その金峰山は鉄山と一緒に山肌を黄葉の衣を纏い着飾っているようでこの時季にしか見られない美しい姿をしていた。(良いものだ・・・・。)
 ただ、ここはそれ程広くはないのでユックリ休む気分にはなれず、家内がもう少し先まで行こう!と目で催促して来たので頷くしかなかった。(最近本当に強くなったものだ。)
 結局、その後も歩き続けて賽の河原まで来てしまったのだが・・・そこは確かに広くて景色も良いのだけれど、風が出て来てしまい寒い位になっていた。
 そこで休む場所を探し、積まれた岩陰に身を寄せてヤット昼食にすることが出来た。(一安心)。
 食事をしながら眺める周辺の山々はまだ紅葉しておらず、瑞垣山も緑の衣を纏ったまま私達の正面にその威容を誇っている。
 『今日はもうここでいいわよネ。前回、ハッキリと五丈岩を見てしまったから・・・今まであんなに意地悪したのに、一回見せてしまったら、今日も見れるなんて・・・チョッとネ。』と
 笑いながら食べ終わったお弁当ケースをザックに仕舞って家内が立ち上がった。
 『雲も出て来たし、だいぶ時間も過ぎたので帰りの道が混むといけないから、この辺で引き返そう。』と私も答えて来た道を引き返す事にした。
 この時季は歩くには丁度良い気温で汗も掻かずに歩き続けられるのはありがたいがついつい歩きすぎてしまうようだ。(水分を余り補給せずに・・・。)
 私も順調に歩いて来たものの、朝日岳への上り返しは結構キツイ!、ここでペースがガックと落ちて家内との距離が開いて行く。(情けないナ〜ッ)
 ヤットの思いで上りきり、又この展望地で一休みしてからは一気に駐車場まで戻って来れた。(良かった!)
 当初、余り期待していなかったお天気にも恵まれて新しいカメラの練習も出来たので概ね満足の行く一日を過ごせた。(ラッキー)

 車に戻ってからの帰り道に家内が『余裕があれば、笹一(酒造)に寄ってくれないかしら?もう買い置きのワインがなくなりそうなの・・・。』と言ってきたので、今日のご褒美に
 寄り道をして帰ることにした。
 大月ICから高速に乗って順調に走れたので、私は帰宅後写真のチェックをしながら使い方の復習をして過ごした。(一眼はチョッと難しい??・・・慣れもあるし)
 ただ、流石に画質がここまで違うと二台のカメラを持ち歩くのはチョッと苦痛に感じるので結局これからは重いとは言えこちらを持って行くことになるのだろう。
 そうなると、レンズも又欲しくなって来た。(メーカーの戦略に完全にはまったかナッ)・・・(苦笑)

2007年10月8日(月)
山小屋にて 標高 : 約900m (長野県の山麓) 

【大町山岳博物館にて】

【白馬の里にて】

【夕暮れ時】
・連休最終日は明け方から激しい雨が屋根を叩いている音で眼が覚めた。
 予報通り前線が通過するのだろう。
 昨日から山に入った人は大変だろうナッと思いながら外仕事も出来ないのでノンビリとした時間を山小屋で過ごし帰京の途についた。
 <上の写真は土曜日に大町に付いた時の晴れ渡った北アルプスの山々と日曜日に小遠見山から下りて白馬のケーキ屋さんに頼んでおいたチーズ・ケーキを取りに行った際の写真>。
 
 帰宅後、西穂山荘のHPを見ると第四回西穂写真展に応募していた写真が『独標賞』を頂いていた。(嬉しい!!)
 http://www.nishiho.com/syasinten.htm
 又今年も近々写真を撮りに行きたいと思う。(笑い)
  投票いただいた方々には感謝、感謝です。

2007年10月7日(日)
小遠見山 標高 : 2007m (長野県の山)  

【山頂にて】

【五竜岳を望む】

【鹿島槍を望む】
紅葉と五竜岳紅葉と鹿島槍紅葉と白馬三山

・朝、5時にスッキリとした気分で自然に目が覚めたので、ベッドから抜け出し階下にソ〜ッと降りてカーテンを開け外を見ると昨夜の快晴が嘘のように明けかけた空には雲が多く
 漂っている。
 どうして???一人でコーヒーをドロップしながら天気予報の始まるのを待っていたら、家内も『いい香りが二階までしてきたから・・・・。』と言って起きて来てしまった。(苦笑)
 昨夜は、私はベッドに入るや直ぐに高鼾だったようで煩いからしばらく下で本を読んでいた!と文句を言いながらもヤハリお天気が気になるようだ。
 やがて始まった"天気予報"は快晴の予報で降水確率"0%"、だと言っている。『ジャー行く事にしようかネ。』と私が言うと『絶対に無理をしないと誓ったらネ。』と家内が笑い返してきた。
 この時季はゴンドラの運航開始時間も遅いのでユックリと朝食を摂ってから7時過ぎに山小屋を出て五竜遠見のスキー場へ向かうことにした。
 途中の青木湖畔では朝靄がたなびき周辺の山々にも何筋かの雲がまだ纏わりついていて快晴?の予報にはチョッと不安が残る空模様ではあったのだが・・・・。
 途中のコンビにで軽食を仕入れスキー場の駐車場に車を入れる頃には上空の雲も消えてこれから登る遠見尾根は朝の光に包まれていた。(ヤットこんな天気にめぐり合えた。)
 ゴンドラ乗り場へのアプローチにはまだ花が綺麗に咲いていて"秋本番"を感じることが出来ない程ダ!(晩夏と言った感じかナッ)
 
 8時から動くと思っていたゴンドラも8時15分が始発だったようでまだ入り口のシャッターが下りたまま、中に入れない何人かの人達が階段に座って待っていた。
 ヤット切符売り場のシャッターが上がると一斉に待っていた人達が窓口に並びチケットを求めるのだが、要領を得ない人がいて中々列が進まない。
 事前に調べて来ない客も悪いがこの辺のゴンドラ3本(栂池・八方・この五竜)は上へ繋がるリフトや乗り継ぎの案内が不親切にも思う。
 私達は当然、節約モードでテレキャビン割引クーポン(HPから印刷)を利用してゴンドラ利用は往復のみ一人1,500円を払って乗り込むことにした。
 チケット売り場では相変わらずモタツキが続いているので切符を手に入れて乗車する人は少なく、私達は直ぐに乗れてそのまま空中散歩へと引き上げて行ってくれる。
 頭上に広がる青空の中へグングンと上って行くゴンドラの下に広がる山肌はまだ紅葉と言うには早く緑の海が続き、例年に比べ一週間以上遅れているように思える。
 アルプス平駅に着いてから私達はユックリと歩く準備に取り掛かり、夏は山野草園になっていたゲレンデの中の道を地蔵の頭を目指し歩くことにした。
 他の人達は一旦斜面を下りアルペンリフトに乗って、この山野草園の縁を上って行っているので歩いているのは私達だけのようだ。(苦笑)
 さすがにここまで上がれば気温も下がっているのだろう多くの草花は既に枯れ僅かに名残惜しそうにマツムシソウが数輪花を残していた。
 ここはそれ程斜度もないのでゲレンデを渡る爽やかな空気に包まれながらウォーミング・アップの積りで歩けば直ぐに地蔵の頭に着いてしまった。
 ケルンの横では先程同じゴンドラに乗り合わせたご夫婦が写真を撮っていたので、時間的には違いは無いようだ。(ただある程度歩きなれていればの話!)
 ここからの景色は一つのチェック・ポイントであり、一通り写真に収めてから先に進むことにした。紅葉はこの辺でもまだ五分位と言ったところだろうか?

 一旦少し下り鞍部からジグザグのブナ林の中の上り坂を上って行けば見返り坂の広場に着き、更に二ノ背髪のベンチまで来れば後はなだらかな稜線歩きになる。
 所々色付いた木々の背景に五竜岳から連なるアルプスの稜線がハッキリと山肌までも見せて聳えている。
 そんな景色を今まで使っていたカメラと新しいカメラで撮り比べながら歩く私を置いて家内はサッサと先に行ってしまった。
 先程までは、昨日の事もあり心配して一緒に歩いてくれていたのに・・・今日は私の歩き方が普段と一緒なのを確認するとほったらかしにされてしまったようだ。(苦笑)
 しかし、私的には原因が分からない故にまだ少し不安もあるのだが・・・・これを口に出すと"山歩き禁止令"が出てしまいそうなので黙っておくことにしよう。
 <ヤハリ、年のせいで仕事疲れと寝不足から来ている症状なのだろう・・・と言う事にしておこう。・・・自己納得!! >
 小遠見山山頂の小さな広場までやってくると、ハッピを着たお兄さんが『日帰りですか?』と訪ねてきてから『ソウです!』と答えると何かの紙切れをくれた。
 何気なく手を出して貰ってから家内の方へ歩いて行くと『何を貰ったの?』と言って私の手からその紙切れを取り上げて『おそばの無料券だワッ私は貰っていない!』と言ってから
 不満気な顔をして私の手を引きながらそのお兄さんの所へ戻って行って、もう一枚せしめて来た。(チョッと恥ずかしい・・・・。)
 そんな話は別として、今日は本当に久しぶりに晴れてくれて遠く槍ヶ岳から夏に歩いた白馬三山の先まで良く見えていて気持が良い。
 今年の夏は暑い日が続いたので鹿島槍の北壁にある残雪も少なく色も汚いが、この角度からみる景色がお気に入りの家内はもう少し先まで行って良く見たいと言い中遠見まで
 足を延ばすと言いだした。
 一旦少し下ってからは然程傾斜の無い道を15分も歩けば遭難碑のある小さな頂の中遠見に着いてしまう。(ここからはカクネ里の深い谷を見下ろせる。)
 今日は足も快調なので大遠見まで行っても良い気分になってきたが、ここはグッと我慢して(昨日の事もあるので・・・)ここから引き返す事にした。
 もっとも、白馬のケーキ屋さんにチーズケーキを頼んであり、昼過ぎに取りに行くと言って来てしまっているのを口実に素直に従うことにしたのと、五竜から下山してくる人達が
 この辺の紅葉を見て声を上げているところを見るとこの先は余り期待できないとの判断もあったのだが・・・・・。
 帰り道は小遠見を迂回して二の背髪への稜線に出ると青空に刷いたような雲が現れ谷にも又ガスが湧き出してきた。(写真的には綺麗かも知れない・・・・。)
 又何枚か写真を撮っていると視界から家内の姿が消えてしまっている。(慌てて追いかけることになった。)
 今日は連休中日でお天気も良いからか次から次へと上がって来る人達とすれ違いながら地蔵の頭手前の鞍部まで来ると分岐の標識の所で家内が待っていて
 『ドッチ?』と聞くので当然、地蔵池経由を選ぶことにする。

 この道に入ると途端に人影が少なくなり静かな小さい湿原の中の木道を歩いて行くことになる。
 喧騒から離れ広々とした景色の中で、色付いた一本のダテカンバの木の下を行く家内の姿が景色に溶け込んで美しい。
 草紅葉と化した湿原の中を歩いて猫の額ほどの地蔵池の周りを歩きアルプス平のゲレンデへ帰ってくれば又観光客と登山者の入り混じった賑わいの中に戻って来た。
 そろそろお腹も空いて来たのでそのままゴンドラに乗って下まで降り、貰ったおそばの食券を持って"エスカルプラザ"の中にあるレストラン"はる"に入っていった。
 スキーシーズンよりユッタリとレイアウトされた席に付き券を出すとチャンとしたモリソバが運ばれて来た。(チョッと驚き!)
 申し訳ないが買っておいたお弁当の稲荷ずしと一緒に食べさせて貰う事にして<それでも全くタダは気が引けるので家内に生ビールを注文したので少しは許してもらおうか・・・(笑い)
 これだけの施設を冬だけの利用では勿体無いと思ったのか??結構綺麗にしていて写真展なども開かれている。(結構楽しめる。)
 外には花壇や遊び場も作られているのでハイキング気分で来ても楽しめるかもしれない。
 これから少しは山を歩いてみたいと思われている方は一度訪れてみてはいかがでしょうか!<おそばをいただいたお礼に一言!宣伝を・・・・。>

 車に戻ると頭上はまだ青空はあるものの山々には又雲が掛かってしまったようだ。
 結局、昨日の午後から今日の午前中までの丸一日のプレゼントのようなお天気だったようで、明日はシッカリと雨の予報になっている。
 マアッどうにか体調も戻り、素晴らしい景色も楽しめたので良しとすることにしてミューレン(パン屋さん)に寄って、スパイシーブレッドを買ってからチーズケーキを
 受け取りに白馬へ向かった。
 集落の中の分かり難い道に入り車を止めて、後は家内が歩いて受取に行く道の稲穂が黄金色に輝き刈り取られるのを待っていた。
 その後、スーパーに寄って今夜のおかずを買うことにしたが・・・何を食べたいのか決まらず・・・結局肉屋で奮発して信州牛のステーキ用肉をカットしてもらう事にしてみた。
  <焼くのは私の役目だそうダ!>
 明るい午後の陽射しの中を山小屋に戻り、買ってきたパンとワインで一休みしてからチョッと裏山まで歩いてみたが・・・紅葉はまだまだだしキノコも見つからなかった。
 その後は私は庭仕事を少しして、家内は又本を読みながら夕方まで気ままな一時を過ごし、夕食に早速買ってきた信州牛を焼いて見ることにした。
 我ながら結構上手に焼けたので、これなら"お客様"にも出せるか?と家内と顔を見合わせ納得!<でも高いのです\\\\。苦笑。>
 日が沈めば、又気温がグ〜ンと下がってきたのでストーブに火を入れてからお風呂にも入って身体を十分温めて寝ることにした。

 昨日は、一時本当に山歩きを諦めなければならないか!と真剣に悩む位に身体が動かなかったのが、今日は嘘のように歩くことが出来た???
 結果的には"良かった!"と言えるのだが・・・・原因がハッキリしないと何だか気分が悪いものだ。
 今年は春から"体調"に関してはいろいろな事がかあり、チョッと自信が持てない部分もあるのだが・・・これも年を取ってきていろいろと節目を迎えていると言う事なのかも知れない。
 様子を見ながら、一つしかない身体なので大切に付き合って行くしかないのだろうが・・・とも思ってはみるものの・・・・(ウ〜ムッ)。
 次回は、何時頃山小屋へ来れるだろうか?紅葉の進み具合とお天気を見繕ってもう一度位山に入れればいいナッと又欲が出てきてしまうような一日だった。


2007年10月6日(土)
茶臼山(八ヶ岳) 標高 : 2384m (長野県の山)  

【山頂にて】

【山頂の先の展望台にて】

【少し色付いた木】
・この秋三度目の三連休に一日休暇を追加しようと密かに企んでいたら金曜まで九州出張を入れられてしまい、オマケニ休み明けの火曜日には幹部会までセットされてしまった。
 絶体絶命のピンチ・・・脆くも淡い期待は消え去り機上の人となってしまった。(涙)
 九州は今から十数年前、福岡に転勤で四年間程過ごした街で懐かしい面もあったが随分と変わってしまってもいた。(この間の変化は東京より激しかったのかも・・・。)
 おまけに十月だと言うのにまだ暑くて汗を掻きながらあっちへフラフラこっちへフラフラと行かされて疲れたこと・・・・金曜日の夜自宅に辿り着いた時にはグッタリとしてしまった。(年かナッ)
 それでも楽しみにしていた三連休だしお天気もまずまずの予報が出ていたので4時に目覚ましをセットして自宅を出ることにした。
 本当は今度こそ南アルプスの北沢峠まで入り一泊をと思っていたのだが・・・家内が腰に自信が無い!とのことで八ヶ岳の麦草峠から茶臼山、縞枯山と歩いて見ることになった。
 中央道に乗って車を走らせると夜が明けて来てまずまずの空模様のようだ。
 そのまま笹子トンネルを抜け甲府盆地に入ると南アルプスが朝の光を受けて山肌を赤く染めている。(綺麗なものだ!!)
 甲府昭和に近づいてくると八ヶ岳も姿を現せて来たが・・・・私達の目指す北八ヶ岳辺りにだけ雲が掛かっている。・・・(相変わらず八ヶ岳は私達に意地悪をする。)
 諏訪南ICで高速を降りて(ここのところ良く利用しているIC )コンビニで軽食を買ってから一路麦草峠を目指し車を進めて行く。、
 別荘地を抜けて徐々に高度を上げて行くとそれに連れて雲が纏わり付きだして車窓の視界を奪うし、外気温も下がって来ているようだ。(10℃を切ってきた。)
 やがて道の斜度も緩くなり周りが草原状になってくると色付きはじめた木々もチラホラと視界に入って来た。
 駐車場につくとそれでも既に10台程先客の車が止まっている、私達は帰りに出易いように入り口付近に駐車して歩く準備にとり掛かることにした。
 (今日は絶対に白駒池の紅葉見物で混むはずなので・・・・。)

 霧状の雲が纏わりつくように流れて行く中を最初の目的地、茶臼山に向かって標識に従い道路を横切り登山道に入って行く。
 小さな池沿いの道を横切り上り坂に差し掛かると、今日は何時もより私の足が重たく感じ、瞬く間に家内との距離が開いてしまった。(どうも何かおかしい!!)
 大石峠の分岐から更に斜度が増すと心臓がバコバコ言い出して息が切れて足が上がらなくなってしまった。(困った・・・どうしたことなのか??)
 写真を撮る振りをして休み休み歩を進めて行くが息苦しくて誤魔化しが出来ない位にペースが落ちてきてしまった。
 ここはスタート地点自体が2000m以上なので私には魔界で、家内には適地なのは分かっているのだが・・・・・。
 先行していた家内が道端に可愛いキノコ見つけ"写真を撮れ!"と待っていたが、それは口実でどうも私の調子がおかしいと様子を見るため待っていたようだ。
 『顔色が悪いわネ!大丈夫??無理をしないで帰りましょう・・・・。』と私の顔を覗き込みながら心配そうに話し掛けてくる。(ウ〜ムッ)
 
 『チョッと寝不足と出張疲れ!だと思うのでユックリ歩けば大丈夫だよ。』と答えて、また歩き出したがヤハリ足の重い状態は一向に良くならない。(おかしいナッ!!)
 どうにかこうにか、それでも茶臼山の山頂標識がある所まで辿り着いたが・・・木々に囲まれ全く展望は無く相変わらずガスに包まれたままのようだ。
 『この先に展望台があるわよ。』との家内の声で林の中の平らな道を進むと足が不思議と素直に出て歩ける。(良かった!!)との喜びも虚しく、そこに着いて見ると
 ガスの中で全く眺望が利かない。
 折角、新しいカメラ(デタル一眼)を持って来ているのに・・・これでは試撮りさえ出来ない。(ガッカリ・・・・・。)
 それでも時折ガスが切れて僅かに周辺の景色を見せてくれたので気休めにザックから新カメラを出してシャッターを数回押してみた。(へへヘッ)
 家内が『こんな天気だからここから引き返さない??』と聞いてきたが、どうにか成りそう・・・と答えて先に進むことにした。
 もう一度山頂標識のある場所まで戻り、樹林帯の中の道を少しづつ下って行くと次に目指す縞枯山の山肌が見えてきて、その名の由来となった立ち枯れの木々の
 縞模様がハッキリと見えてくる。
 倒木の林を抜けて鞍部までは順調に歩けてどうにかなるかナッと思いつつ五辻の分岐を過ぎて又登山道が上りになると、とたんに息が上がり歩が進まなくなってしまった。(ク〜ッ!)
 どうにか一歩一歩進もうと気持は先行するのたが・・・・身体が言う事を聞いてくれない・・・先に行っていた家内が戻って来て私の顔を覗き込んでから腕で×を作って
 『今日はここまでネ。帰りましょう!』と宣言されてしまった。
 まだ先はあるし、途中で貴方が動けなくなったら助けて上げられないので余力がある内に引き返そうと言うのだ。(理にかなっている。)ここで私の言う事を聞かなかったら
 もう一緒に山を歩いてあげない!とまで宣告されてしまった。
 すべて、ごもっともなことなのだが・・・自分に対して何となく情けなく感じてしまい、ついついもう少しと思ってしまうのだが・・・反面、家内の申し出にホッとしたのも事実だった。
 五辻の分岐まで戻りここから更に下りの方が楽なので五辻方面を選んで帰えることにした。
 この道が結構長い・・・・道の横に現れた小川が段々と流れが太くなり沢状になって来た頃ヤット五辻の標識が出て来てピラタス・ロープウェー山頂駅から続く広い道に合流した。
 ここから出逢の辻までは防火帯のような広い道を歩くことになる。(所々にベンチや東屋が設置されていて良く整備された道だ。)
 出逢い辻から少し上りになるがオトギリ平へ出て車道へ出る為に"コケモモの庭"へ入ると周辺の木々が少し紅葉を始めていた。(陽射しがあれば綺麗だろうナッ!)
 カメラをザックから出して写真を撮っていると、家内が先に車まで戻って迎えに来ると言い出した。
 流石にそこまでされては"男"として立つ瀬がないのであわてて家内の後を追うように歩くスピードを上げることにした。(苦笑い・・・。)
 車道に出ると次から次へと車が私を追い越して行く・・・ヤハリ今日は観光客が多いのだろう、その遥か先を家内が歩いて行くのが見えるが中々距離が縮まらない。
 息も絶え絶えに駐車場まで戻って来ると案の定満車になっていて路上にも何台か順番を待っている状態になっていた。
 本当なら車の中で少し休みたいところだが・・・・気の弱い私はそそくさと装備を解いて車を出す準備にとり掛かると、今度は家内が運転すると言う。
 ただこの山道を・・・と思うと自分でハンドルを握った方が気が休まるので一服(タバコでは無い!)の休息後、麦草峠を後にすることにした。

 山麓まで降りてくると陽射しが出て来て諏訪ICから再び高速道路に乗る頃には背後の八ヶ岳が全容を見せていると家内が恨めしそうに話し掛けてくる。
 こんな思いを何回させられた事だろうか!とつぶやき『八ヶ岳は本当に意地悪ネ』と何度も振り返りながら青空の広がった車窓の風景を眺めていた。
 高速に乗れば順調に車は流れ豊科ICで降りてから高瀬川沿いの道を一路、大町を目指して走り続ける。
 先程まではまだ山に少し掛かっていた雲もドンドンと消えて行き、久しぶりに北アルプスの山並みが綺麗に連なりを見せてくれている。(もっと早くこっちへ来れば良かった!)
 お腹も空いて来たので最近行き始めたレストランで昼食を摂ってから大町山岳博物館へ寄ってその前庭で写真を取ってから山小屋へ向かった。
 小屋に着くと午後の陽射しを一杯に浴びた庭にはまだ花達が綺麗に咲き誇っている。(今年はヤッパリおかしい・・・・。)
 荷物を一通り運び込み、何時もなら"乾杯"をする所だが私の体調があまり良くないので家内だけにワインを飲ませて私は早めに沸かした風呂に入ってからベットに
 横になることにした。
 一眠りして目を覚ますと秋の日は早くも傾き北アルプスの峰に隠れようとしている時刻になっていた。

 家内の準備しておいてくれた夕食用のおかずをツマミに少しだけウイスキーのソーダ割りを飲んでいると夕日を飲み込んだ山並みのスカイラインが鮮やかに
 浮かび上がりやがてそれが薄れてゆくと漆黒の闇の中に星達が瞬き始めた。
 そうなると午後の陽射しを受けて温まっていた室内も急に温度を下げてきたのでこの秋始めてのストーブに火を入れた。(例年だと9月には使い始めているのに・・・。)
 『ヤット明日は晴れるネ。』と私が家内に話しかけると『山はダメよ。』と即答が帰って来た。
 確かに今日の様子では自分でも自信が無いのだが・・・原因も分からず、このまま山歩きが出来なくなってしまうのかとさえ不安に思えてくる。
 『でも、折角の待ちに待ったお天気なのだから小遠見位なら良いだろう?』と言うと『そうネ。』とどうにか許可が出たので一安心してもう一杯だけ水割りを作って
 新しく買ってきた和風ジャズのCDを聞きながら一時を楽しみ、今夜は早めに私だけベッドの中に潜り込んだ。
 
2007年9月23日(日)〜24日(月)
山小屋にて 標高 : 約900m (長野県の山麓)                       

【青木湖畔にて】

【山辺でブドウの収穫祭に寄って】

【小さな秋を見っけた】

2007年9月22日(土)
茶臼山(美ヶ原) 標高 : 2006m (長野県の山)                            山の風景

【山頂にて】

【秋の稜線を行く】

【美ヶ原をバックに】
・楽しみにしていた2週続けての三連休もあっけなく終わってしまった。
 どうもお天気の周期が休日と完全にズレてしまい、まるでイヤミをするかのように平日のお天気は良くて・・・悔しい思いだけが残ってしまった。(笑い)
 もっとも、家内の腰の具合も良くないので山には入れないのは分かっていたのだが、せめて景色だけでも楽しめたらと思っていたのに・・・とうとうその姿さえ見ることが出来ずに
 終わってしまうなんて・・・。
 マアッその分、以前から気になっていた小屋のペンキ塗りとか外に出してあるベンチやテーブルの防腐剤塗りも出来たのでよしと言うことにしておこう。
 <山小屋を持つと言う事は、このように結構やることがあるので三教科人間より九教科人間の方が向いていると思うのだが・・・意味が分かりますかネ???>
 と負け惜しみなど言っています。

 先週は、私達が帰京した翌日(9月18日から北アルプスの山々が顔を出し、特に木・金と抜けるような青空の下、秋を迎える黄金色の稲穂の海が安曇野を彩ったと
 ご近所のakeさんが教えてくれた。) http://cicamp.exblog.jp/ から良いお天気が続き週末に又下り坂になると天気予報は告げていた。
 どうしようか?と迷ったのだが、小屋の仕事もあるので行くだけ行こうと思い家内に言うと付き合ってくれると言っている。(接骨院へ通っているので無理かと思っていたのだが・・・。)
 それなら、土曜日はどうにか晴れマークも出ているので一時間位の山歩きと展望を楽しむ為にこんな時にしか行か無いだろう”茶臼山”へ寄って見る事にした。
 4時に目覚ましで目覚めて荷物を車に運び込み、秋分の日の連休なので当然だが随分と陽が短くなってきていてまだ真っ暗な空には星が瞬いている中での出発となる。
 中央高速道に乗ってから徐々に明るくなってきて周辺の山々が朝の光の中でその姿を現せてくるこの感じは先週と全く同じなのだが、間違いなく今日の方がお天気は良いようだ。
 しかも車が甲府盆地に入ると、皮肉な事にこんな日に限って南アルプスも八ヶ岳も全容をハッキリと見せ付けている。
 本来であれば北沢峠にテントを張って甲斐駒、仙丈を歩こうと楽しみにしていた家内が恨めしそうに車窓からそんな山々を見て『貴方だけでも行ってきたら・・・
 私は峠で待っているから!』と淋しげに話し掛けてくる。
 もっとも、南アルプスに行きたがっていたのは家内の方なので・・・『体調が良くなったら又計画すれば良いことだから・・・・。』と優しく??私は答えておいた。(笑い)
 今年は五月のGW後、私の体調が悪く家内には随分と迷惑を掛けたことだし、たった二人でも健康で体調を整えるということの難しさを改めて感じた。
 (グループ登山は大変だろうナッと改めて思う。)
 小淵沢を過ぎて諏訪に向かって長い下りに入って行くとどうも西側のお天気が余り良くないようだ???。(雲が多くなって来た。)
 諏訪ICで高速を降りて上諏訪市内に入りコンビニで軽い昼食を仕入れてから霧ヶ峰に通じる道に入り序所に高度を稼いで行く。
 霧ヶ峰スキー場付近まで上がってくると車はガスの中に入ってしまい視界もかなり悪くスモールランプを付けて走るくらいになってしまった。(トホホッ)
 この辺は、周辺の山々が曇っていても晴れることが多いのに今日は逆転してしまったのか・・・美ヶ原方面へ進路を取って八ヶ島湿原辺りまで来ると霧雨まで降り出してきてしまった。
 (ガックリ)
 それでも、和田峠を通過する頃になると時折少しだけ雲間も切れて薄日が射すようになってきた。
 扉峠のパーキングに車を止めて車外に出てみるとヒンヤリとした空気に包まれて私は気持が良いのだが、腰の悪い家内がどんな反応を示すか気になりつつ顔を見た。
 そんな私の心配をよそに家内は『一時間位よネ!!歩いてみるワ。』と言って登山靴を出して履き替え始めたので私も歩く準備に取り掛かることにした。(良かった!!)
 その横をバイクが引っ切り無しに爆音を轟かせて走り過ぎて行く。(どうも、同じ人間が何人か行き来しているようだ・・・この音は結構迷惑なものだし危ない!!)

 舗装路を少し戻って、登山口からアプローチに入ると直ぐに”熊注意”の看板が出て来て一瞬ドキッとさせられたが、日付けを見ると9月22日とあるので丁度去年の今日なのだろう。
 そう言えば昨年は各地で熊騒動があり秋の山歩きに結構気を使ったものだ。(今年は山の実りはどうなのだろう・・・食料があれば彼らだって悪さはしないだろうに!!)
 取り付きの急斜面を上りながら『今日は熊よけ鈴を持ってこなかったので、歌でも唄いながら行きましょう。』と家内が陽気に何か口づさみ始めた。
 ところが登山道を上りながら唄うのは結構息継ぎが難しいらしくその内「♪あるー日ー森のなーかー♪」と唄ってしまい、『これじゃ余計に熊さんを呼んでしまうわネ。』と笑っている。
 (元気な奴だ。)
 程無くピークに出てからは見晴らしも良くなったのでススキの原と化した稜線の道を進んで行くことになる。(ただ夜露がタップリ降りているのでズボンも靴もビッショリと濡れてしまった。)
 地図上では単調な道だと思っていたが結構変化に富んでいて飽きさせない道だしそれなりに上りになっているので登山?気分も味わえる。
 樹林帯を歩き岩が露出した痩せ尾根を抜けると目の前に笹の緑の斜面を抱いた茶臼山がその全容を現し結構な迫力で迫って来た。(綺麗な姿をしている。)
 『貴方は又騙したわネ!!これじゃとても一時間では上れないワッ!!』と家内が文句を言う程の山に見えてきた。(私も???だよネ。と思えてきた。シマッタかナッ)
 その笹原の急坂に取り付き途中から落葉松の林の中に入って歩いて行くと突然視界が開けたと思ったら山頂に立っていた???(ウムッこれは呆気ない!!)
 時計を見ると確かに歩き出してから1時間位で着いた事になる。(あの下から見た時にはとても・・・もっと時間がかかるように思えたのだが・・・・・。)
 山頂は残念ながら半分木々が立ち塞ぎ開けた方の霧ヶ峰・八ヶ岳方面は雲に覆われていたのでもう少し先まで歩いて見ることにした。
 
 なだらかな斜面を降りて行くと正面に美ヶ原の広大な台地が目の前に広がり結構見ごたえがある景色だ。(標高2000mのテーブルと言ったら贅沢かナッ!!)
 岩が露出した道を少し上り返すと雲が流れる先に未来都市かSFの砦のような王の頭ホテルと乱立する鉄塔・アンテナ群が姿を現した。(このホテルは家内が以前から一度は
 泊まりたいと言っている。)その手前には小さく放牧された牛達の姿も見える。
 柵のの一角が切れているのでそこから牧場内に入り小高い岩の上で休息を取ることにした。
 その足元を見るとそこいら中に牛糞があることに気が付いた。(そう言えば中学生の時、同級生とテントを担いで始めて美ヶ原に来た時この牛糞に悩まされたことを思い出した。)
 家内にその主旨を話しながら岩伝いに注意しながら歩き休憩に適した岩の上を確保して、菓子パンを食べながら一休みすることにした。
 正面の大地の真ん中に美しの塔も見えて、おそらく美ヶ原高原美術館からだろう綺麗な鐘の音もかすかに聞こえてきている。
 頭上に広がる青空と高原を流れて行く白い雲・・・これに北アルプスの山並みが見えていれば言う事無かったのだが・・・・チョッと残念だ。(贅沢か??)
 このままお昼寝でもしてしまいたい雰囲気なのだが、先もある事だしと自分に言い聞かせて引き返す事にして重い腰を上げた。
 良く見れば周辺の草や木も少しづつ色を変え始めている。暑い暑いと言っても高原には徐々に秋が近づいているのだろう。
 『キットこの辺の紅葉も綺麗なのでしょうネ。』と家内が催促するように私に話し掛けてくる。(下心が見えるようだ・・・・。)『キットね・・・ただ標高からすると10月の初旬位に
 なるのでは??。』とわたしが答えると『ウ〜ン、だと他にも候補が一杯あるから無理かしらネ。』と諦めたようだ。
 再び山頂まで戻って、正面から陽の光を受けてススキの穂が風に靡きながら輝く道をユックリと下って行く。
 ビーナスラインからは相変わらずバイクが爆音を立てて走る音が響いているものの、今日はとうとう誰とも会わずに登山口まで帰ってきてしまった。
 物足りないと言えば物足りないが想像していたよりは変化のある楽しい山歩きを楽しむことが出来たので一応満足!!とお互いに納得して駐車場まで帰って来た。

 ここからは、松本へ向かってよもぎこば林道(アザレアライン)を一気に走り降りることになる。
 里まで来ると沿道では稲刈りも始まっていて農家の人が慌しく動き回っている姿が目立ってきた。(今までこんなに人影を見ることは無かったが・・・・・。)
 何時も通りに”山辺ワイナリー”に寄るとファーマーズガーデンでブドウの収穫祭?をしていたので家内は大好物の巨峰と何種類かのブドウを買い込んだ。(と言っても安いのです。)
 今日は野菜類も量も種類も豊富に出ていたので食料分もついでに仕入れて大町へ向かうことにした。
 安曇野の平野部に入ると上空は青空が広がっているのに、ヤハリここまで来ても北アルプスの山々はその姿を見せてくれなかった。
 昼食は何時もの”餃子”と言う事にしてスパーで肉類の食料を買い足し山小屋へ向かった。
 周辺の田園風景も一週間前と幾分変わって稲穂も垂れて一部稲刈りも始まっている。
 お天気には恵まれないものの、ヤハリここまで来ると何故かホッとするような気がして心が休まるようだ。
 小屋に着けば荷物を運び込んで早速ビールでこのお休みに乾杯!をしたことは言うまでもない。
2007年9月16日(日)〜17日(月)
山小屋にて 標高 : 約900m (長野県の山麓)                          山小屋の一日

【水車小屋】

【渡りをする蝶】

【周りは稲刈りの準備】
・日曜日は今回特に山に入る予定もしていなかったので、ユックリ起き、天気予報を見てみると日本全国曇りや雨のマークが並んでいるのに長野県にだけお日様マークが付いていた。
 (苦笑い)。
 私に”働け”と言っているのだろう。(もっともその積りで来ているのだが・・・・。)。
 頭上には青空があるものの相変わらず北アルプスのある西側の空にはグレーの雲が居座っていて山々の姿を見ることは出来ない。
 今朝はシッカリとした朝食を摂ってから私は今年最後(四回目)の草刈をする為に作業着に着替え外に出た。
 もう夏の盛りは過ぎたので草の勢いは弱まったとは言えそれでも膝下まで伸びているのと秋の草に変わっていて丈が無い分粘っこく刃に絡み付いてくるのでそれなりに気を使う。
 チップソー(金属刃)で一通り刈り込んでからナイロン刃に変えて(木の根元や石の回り)整えて行くとあっと言う間に午前中が過ぎていってしまった。
 飛び散った草のカスと汗でスッカリ汚れた身体をシャワーで洗い流すともう昼食時になり家内が作ってくれた焼そばを外のベンチに座って作業した後の庭を見ながら食べることにした。
 今日も9月にしては蒸し暑く、恐らく台風に向かって南からの暖かい風が入っているのだろう・・・直ぐに又汗を掻いてしまう。

 食後の一休みを過ごし一仕事終えた安堵感で、家内を散歩に誘ったのに『腰が重いから・・・・。』とアッサリ断られてしまったので一人カメラをぶら下げて裏山への道を歩いて行った。
 何時もの青木湖が眼下に見える所まで上がってみたが今日はここからも白馬方面は重たい雲に覆われて山々の姿を見ることは出来なかった。
 ススキの穂が風になびくスキー場のゲレンデをレストハウスに向かってユックリと下りて行くと今年は”夏場”も営業しているようで、外に囲いをめぐらせて「ドックラン」と書いた
 看板がかかげてあった。
 最近では観光地も”犬連れ”を意識しないとやって行けないのだろうか??厄介な世の中になってきたものだ。
 私がその柵に近づいていったので、高価そうな?犬達が盛んにこちらを向いて吠え立てている。(もっとも居るのは2〜3匹なのだが・・・客も殆ど居ないし・・・。)
 マアッ作業着に長靴、首からタオルを提げて山から降りてきた”薄汚い親爺”では仕方ない面もあり、うなずけるのだが・・・飼い主まで胡散臭そうな視線を投げかけてくるのには
 参った!!。
 この人達は所詮、自然の中へ遊びに来るべき人達ではないのだろう・・・と内心毒づいて、そのまま通り過ぎ青木湖畔の旧国道まで出てしまった。(苦笑)
 このレストハウスの営業が何時まで続くのか??疑問(何しろ客が入っていないので・・・。)なのだが、メニューボードに生ビールと書いてあったのはシッカリと目に留めておいた。
 <昨今の厳しい交通取締りの中で、山小屋から徒歩で”生ビール”を飲みに来れる言うのはかなり魅力に感じるのだが・・・・・。
 曇った空の色を映す灰色の湖面には今日もカヌーが浮かび、ススキの穂を揺らす風の中をミズスマシのように水面を静かに滑って行く。
 湖畔から逸れて山小屋へ戻る道に入ると側面に”ツリフネソウや萩”の花が咲き、少しづつ秋になっていることを目に感じて帰って来た。

 そう言えば最近この周辺では渡りをする蝶(アサギマダラ)で観光化を目指しているらしい。
 好物のフジバカマを植えて”蝶の里”計画が進んでいるらしく、我が家の庭に偶然植えてあったフジバカマにもアサギマダラが今年も飛んで来てくれた。(可愛いものだ。)
 こんな蝶が遠く台湾方面にまで飛んで行くとはとても考えられない。(不思議な自然の力に改めて感動!!)

 家内はあのままソファーに横になって本を読んでいたらしい・・・私は雪が来るまでに外にあるベンチやテーブルの防腐剤塗りや外壁の一部のペンキ塗りがあるのだが・・・・・。
 今日はもう何もする気にならないので、小屋に入ってからもう一度シャワーを浴びてビールを飲んでいると急に眠気が襲ってきた・・・・一眠り(ベッドの中へ・・・。)
 夕方、目を覚ますと今夜は私が晩御飯を作ることになっていたのを思い出し(失笑)下ごしらえの準備に掛かることにした。(今夜は十八番のエビチリで、評判が良いのです。!!)
 夕暮れ時に針のように細い三日月が一瞬、雲の取れた北アルプスの山並みに見えて直ぐに山陰に消えて行った。(明日は晴れるかナッ!!)
 出来上がったエビチリをツマミに夫婦二人きりでお酒を飲みながらユックリとした夕飯を摂りながら時間が流れて行く。
 都会の慌しい生活では味わえないこんなひと時を過ごす事が最近は気に入っている。
 9時を過ぎると、今日はお昼寝をしたのに又瞼が重たくなって来た。(普段の睡眠不足を身体が取り替えそうとしているのだろうか????)。

 翌日も微かな期待を裏切るように山々は姿を見せてくれなかった。
 新行までソバの花を見に行って見たがもうおしまいのようで綺麗ではない・・・・そうだよネ!!来月になれば新そば祭りだもの・・・と納得しながら帰って来た。
 家内は相変わらず腰の具合が良くないと言ってソファーに横になりながら本を読んでいるので特に二人ともやることが見つからない。(私は山ほど仕事はあるのだが・・・・。)
 関東地方はお天気も良いとのことなので、早めに出れば残照の中で山の姿でも見えるかと思い久しぶりに早めに小屋を出ることにした。
 帰り道、八ヶ岳や南アルプスの山々も同じ様に雲の中にその姿を隠したままだったが富士山だけが今日はハッキリとその姿を見せてくれていた。
 甲府盆地に入って来ると車外温度計は34℃を指している(暑そうだ!!)晴れてはいるもののこの暑さのことを忘れていた(苦笑)
 おまけに勝沼から渋滞(ぶどう狩りにでも出たのだろう・・・。)が始まり、その長さは徐々に伸びているようだ。(ヤハリもう少しユックリ出てくれば良かった。)
 都留ICに迂回して道志村経由で自宅まで帰って来た。

 9月は毎年、台風や秋雨前線の影響を受けそれ程お天気には期待はしていないものの、サラリーマンにとっては貴重な休みなのでついつい楽しみにしてしまう。
 来週も三連休なのだが・・・お天気はどうだろう・・・・それに家内の”お腰”の具合によっては自宅待機かも知れない。
 今年はGW明けに私のせいで山歩きが出来なかった期間があったので、今はとても文句を言えるような立場にはない。(我慢するしかないかナッ。(笑い))
 どうなることやら・・・・・。
 【追記】
 自宅に戻り、今週改めて”冷池小屋”のHPを見ると山の上ではこの三連休、まずまずのお天気だったとか・・・・しかも月曜日は麓でも結構風が強く稜線は歩けないか??と
 思っていたのにそれ程でもなかったようです。(不思議)
 http://www.kasimayari.jp/
 もっとも、信州側には厚い雲が湧いていたとのことですが・・・・・。
 これも8月初めの梅雨明けの時と同じだったんですネ。(だからと言って上がる気は無かったのですが・・・・。)
 山のお天気は本当に難しいものです。(また勉強になりました。)
 。。。。

2007年9月15日(土)
硫黄岳 標高 : 2760m (長野県の山)                               山行記

【山頂にて】

【山頂下を行く】

【赤岩の頭にて】
・今年は9月に三連休が2回続くと言うので楽しみにしていたのに、又台風が九州の西の海上を北上して来ている。
 その予想天気図があの梅雨明けの時と同じ様で嫌な予感がして来た。(太平洋高気圧が東に偏っていて、その縁を湿った南東風が台風に向かって吹き込むと言うパターン)。
 おまけに秋雨前線が太平洋岸から北上して日本海側に横たわるとも言っている。
 そのせいで、台風の予想進路にも寄るのだろうが天気予報がコロコロ変わって行くので山の計画が定まらない。(どう考えても山の天気は良くなりそうもないのだ・・・・。)
 金曜日になって、それでも土曜日だけ”お日様マーク”が(日・月は傘マークのまま)かろうじて付いたので、山小屋へ行く途中に何処かへ寄って行こうと思いながら帰宅した。

 夕食後、再度天気図を見てみても明日の晴れの天気の意味が良く分からないし、その後太平洋高気圧が東から張り出して来ると言っているのに雨の予報の意味も分からない。
 <マアッ素人の悲しさで・・・これ以上の分析は出来ないのだが・・・・・・。>
 どちらにしても、南アルプス初体験のテント行は諦めざる得ないとは思うものの、下見を兼ねて北沢峠まで入って見るか?家内の言う冬の下見の八ッ岳(硫黄岳)へ行こうか?
 と最後まで悩んでいた。
 その内家内に、『お天気は貴方があれこれ考えても変わる訳ではないので、成る様にしか成らないのだから早く寝なさい!。』と怒られてしまい、スゴスゴとベッドに入ることにした。
 (苦笑)

 朝4時に目覚ましで起きて軽い朝食を摂ってから家を出発!(9月に入って随分夜明けが遅くなって来ている。)まだ、真っ暗な道を相模湖ICを目指して車を走らせると東の空が徐々に
 明るくなったきた。
 その空は雲が多いもののその隙間から朝の光が漏れ出す頃には私達の車は中央高速に乗って既に大月付近を走っていた。
 <車窓から三ッ峠は良く見えているがその先の富士山には雲が纏わり付いて山容はハッキリとしていない。>
 笹子トンネルを抜け甲府盆地に入ると空はドンヨリとしていて周りの山々を覆い隠しているばかりか、これから向かう南アルプス・八ッ岳方面は黒く厚い雲にスッポリと包まれて
 いるようだ。(ガックリ!)
 気分が乗らないままにハンドルを握り思案しつつ、小淵沢付近まで来ると追い討ちをかけるようにフロント・ガラスには雨粒さえ落ちてきた。(ショック!!)
 これではしょうがない!諦めて山小屋へ直行することにしょうと決め、その事を家内に告げると『貴方のお好きなように・・・・。』との返事しか返ってこない。
 <折角、早く起きたのに・・・。>
 処がその時一瞬だが車窓右手に西岳の裾野とその向こうに広がる青空が見えて(まるで幻のように・・・・。)又雲の中に入ってしまった。(ウムムッ!!)
 何だか良く分からないが、あの青空は気になるので・・・ヤハリ当初の予定通りに諏訪南で高速を下りてみようということに再度なった。(私達もコロコロと気持が変わる。) 
 ICを下りて直ぐのコンビニで軽い昼食用のお弁当を買い、畑の中の一本道を走って行くと急に頭上の雲が取れ青空をバックにした八ヶ岳がその全容を現せてくれた。
 (何だ!!これは・・・。)

 そのまま良く整備された三井の森の別荘地の中の道を抜けて行き舗装が切れる二俣の分岐を右へ、夏沢鉱泉方面へ車を進めて行く。
 ここからはダート気味の林道が続き一部すれ違いに気を使う所もあるで注意して運転して行った。(タクシーとのすれ違いで難儀したものの相手が慣れていたので助かった。)
 桜平の駐車スペースは一